いん石や化石などの標本を通して、地球の歴史を紹介するミュージアム「生命の海科学館」。46億年にわたる地球史の中でも、「海のまち蒲郡」にふさわしく、主に海にまつわる歴史『海の誕生、生命の初期進化、海を舞台にした古生物の進化など』がクローズアップされている。
展示室では多くの標本に直接触れることができ、さまざまなマルチメディアを通じて、地球・生命の歴史を体感することもできる。見て、聞いて、触れて、動かして、いん石や化石が語る地球の歴史を楽しめる。
1 原始地球の時代
地球の誕生と海の出現 -46億年前、地球が誕生して海ができるまで
展示標本:アエンデいん石 マーチソンいん石 ナンタン隕石 など
2 海の誕生・生命・酸素の発生
生命の誕生・進化・そしてたくさんの細胞からなる生物の出現
展示標本:ノースポール・チャート ストロマトライト 縞状鉄鉱層 など
3 生命の大爆発 カンブリア爆発
5億4千万年前に起きた生物の爆発的な進化
展示標本:エディアカラ生物群化石 バージェス動物群化石 澄江動物群化石 など
4 魚たちの進化
人間のような背骨をもった動物の祖先である「魚」の誕生
展示標本:無顎類ロガニア 板皮類ダペディウム など
5 海のハ虫類、イクチオサウルス
恐竜の時代と同じ頃、海を支配していたハ虫類の進化
展示標本:魚竜イクチオサウルス全身化石 ヒレの化石