熱田神宮境内にある博物館で、崇敬者から寄進された由緒ある品々を収蔵、展示し、国宝・重要文化財・愛知県文化財に指定されたものは176点にのぼる。1966年に開館。
熱田神宮は皇室・武家などに加えて一般庶民からも献納された宝物6,000点余を所蔵しており、それらを参拝者に公開することを目的として置かれている。2010年現在で国宝・重要文化財28件95点、県指定文化財49件81点を保有している。
毎月テーマを変えながら行なわれる平常展(熱田神宮宝物展)のほか、特別展・企画展が年に1回ずつ行なわれる。
文化殿2階には神社図書館として「熱田文庫」を構えており、神道・宗教・郷土史などに関する書籍、約30,000冊を所蔵する。また、付属施設として講堂や会議室などを備えた「熱田神宮文化殿」を併設している。