二川宿ならびに近世の交通に関する資料を、「東海道」「二川宿」「本陣」というテーマで常設展示し、随時特別なテーマに基づく企画展を開催している。
また、1階の体験コーナーには、浮世絵刷りや双六ゲームなどがあり、江戸時代の旅を楽しく学ぶことができる。
豊橋市二川町と大岩町は、江戸時代に東海道五十三次中33番目の宿場二川宿が置かれていた。二川宿は、二川宿と加宿大岩町からなっていて、町並の長さ12町16間(約1.3㎞)あった。
二川には、現在でも江戸時代の町割りがほぼそのままの状態で残り、東海道筋では滋賀県草津市の草津宿本陣田中家(国指定史跡)とここだけに現存する本陣の遺構がある。
本陣東に隣接する旅籠屋「清明屋」も公開していて、大名の宿・本陣と庶民の宿・旅籠屋をセットで見学できる。