津島神社

(ツシマジンジャ)

全国にある津島神社・天王社の総本社

1,450年の歴史をもち、欽明天皇元年に鎮座したといわれる。御祭神に建速須佐之男大神をお祀りし、「西の八坂東の津島」というほどの全国に約3千社ある津島神社・天王社の総本社。

織田・豊臣・徳川家からも手あつい尊信を受けた。中世・近世を通じて「津島牛頭天王社」(津島天王社)と称し、牛頭天王を祭神としていた。明治の神仏分離の際、祭神を建速須佐之男命(スサノオノミコト)とし、社名を津島神社とした。

慶長10年(1605年)、松平忠吉の妻政子により寄進された「本殿」、天正19年(1591年)、豊臣秀吉により寄進され「楼門」が国の重要文化財に指定されている。

ご利益 疫病災難除け・授福の神

天王祭

大阪の天満天神祭、厳島神社の管絃祭と並び日本の三大川祭の1つに数えられ、500有余年の歴史を持つ荘厳・華麗な川祭り「尾張津島天王祭」が行われている。

祭りは数ヶ月にわたり様々な行事、儀式、神事が行われるが、7月第4土曜日の「宵祭」とその翌日に行われる「朝祭」がクライマックスであり、「尾張津島天王祭の車楽舟行事」として重要無形民俗文化財に指定されている。

宵祭は、無数の提灯をまとった巻藁舟が、津島笛を奏でながらゆうゆうと天王川を漕ぎ渡り、揺らめく提灯が川面に映りその美しさを際立たせ、朝祭には 津島の5艘に佐屋町市江の「市江車」が先頭に加わり 6艘の車楽船が能の出し物をかたどった置物を飾り楽を奏でながら漕ぎ進む。

Information

カテゴリ
神社・仏閣
エリア
尾張地区
TEL
0567-26-3216
所在地
津島市神明町1
料金
アクセス
名鉄津島線「津島駅」より徒歩15分
駐車場
100台(初詣時期は臨時駐車場有)

ジャンル

エリア