明治33年(1900)にインドで発見されタイ国王から寄贈された釈迦の仏舎利(遺骨)と金銅の仏像を安置するため、37年(1904)に建立。仏教各派が輪番で管理を行う日本で唯一の超宗派の寺院。
「覚王」とは、釈迦の別名、「日本とタイの寺院」という意味で日泰寺と名付けらている。
10万坪と広大な境内には、遺骨を安置するガンダーラ様式の奉安塔や八相園と呼ばれる庭園と茶席草結庵がある。平成9年4月境内に五重塔が建立された。
境内周辺には、明治44年ごろ出来たという八十八ヶ所霊場がある。毎月21日の弘法縁日には市がたち賑わう。桜やツツジの花見や観月の名所として親しまれている。