犬山城から木曽川ぞいに3㎞程溯った沿岸に桃太郎誕生伝説地があり、当神社から500m程奥の「桃山」は桃太郎が最後に姿を隠した場所と伝えられている。
全国的にも珍しい桃型の鳥居があるほか、桃太郎のおばあさんが洗濯をした洗濯岩などがある。昭和5年に桃山から現在地に移された当神社は、子どもの守り神として広く崇敬されている。
拝殿のある上段部へあがる階段の前に二の鳥居があり、そのすぐ前に、桃から生まれたばかりの桃太郎の立像がある。
これはコンクリート群像作家として知られる浅野祥雲によるもので、他にも悪運を食べるサル、鬼の目にも涙、やさしい鬼などのコンクリート像がある。
隣接の桃太郎神社宝物館にはきびだんごを作ったという大昔の臼や杵やねり鉢をはじめ、鬼のミイラやガイコツの写真など珍らしい資料が沢山展示され各地から見学者がおとづれる。神社周辺は桃太郎公園として整備されている。
毎年5月5日の子供の日に「桃太郎のように健やかに」の願いを込めて、盛大に開催され、桃太郎行列、野口雨情作詞による犬山桃太郎音頭にあわせて桃太郎おどり、宝さがし等の行事が行われる。
ご利益
子授け・安産・無病息災・学業成就