名古屋市生まれの洋画家、イラストレーター、グラフィックデザイナーである杉本健吉画伯の初期からの作品、約5,000点を所蔵、1,700点を展示している。
二つの常設展示室があり、一室は洋画を中心とした展示室。もう一室は「新・平家絵物語屏風」や「聖徳太子絵伝」画稿など屏風や軸装作品を中心とした展示室となっている。また、企画展示室もあり、テーマを設定して各分野の作品を順次展示している。
三室からなり、中央の展示室は「両界曼陀羅」、「空海像」を展示するために特別に設計された部屋。この両翼の二室は、曼陀羅の関連作品や立体作品を展示している。
和室「杉庵」は軸装作品などの展示室として、また茶室として活用できるよう設計され、抹茶を楽しめる。