閑静な住宅街あるヨーロッパ調の建物の美術館。春季は日本画を、秋季を茶道具を中心に、新春は全所蔵品からの企画展を行い、テーマごとに公開している。日本洋画や現代陶芸も展示されている。
川合玉堂や橋本関雪、上村松園、下村観山など近代の日本画や、鎌倉時代から現代にいたるまでの茶道具などの所蔵品がある。
回遊式の庭園があり、桜をはじめ、牡丹、藤、つつじなどの花が春から初夏にかけて咲き誇り、秋にはもみじが赤く色づき、数種もの椿が冬の寒さに彩りを添えてくれる。
さまざまな形態の燈籠が点在し、ちょっとした散策を楽しむことができる。庭園内には茶室があり、茶会を開いている。