大正6年建造の旧岡崎銀行本店。赤レンガと地元産御影石(花崗岩)を組み合わせた特色ある建物は、本格的なルネッサンス様式を取り入れた建築。
日本近代建築の重鎮、鈴木禎次氏の設計によるもので、全国でも有数の貴重な建物として保存されている。2008年3月に国の有形文化財に登録された。
館内は無料公開しており、1階には「市民ギャラリー」を設け、地域住民のアートの発表の場などとして活用。2階には日本や世界の貨幣や江戸時代の両替商の復元、全国の郷土色豊かな貯金箱約130点など、「お金」にまつわるさまざまな展示をしている。