愛知県の県鳥である「声の仏法僧」(コノハズク)が棲息していることや紅葉の名所として、更に鳳来寺があることで知られる山。
山全体が国指定・名勝天然記念物であり、奥三河に分布する鳳来寺山旧火山群の最南端にあって東三河平野を隔て三河湾をのぞむことができる。2007年(平成19年)には日本の地質百選に選定された。
表参道から石段を登ると両側は老杉が生い茂り、5月上旬から仏法僧の声を聞くことができる。標高は684.2m、山頂までの所要時間 100分。
11月に紅葉を楽しむ「もみじまつり」が開催され、各種のイベントが行われる。
鳳来寺山の山頂付近にある真言宗五智教団の寺院。本尊は大宝2年(702年)開山の利修作とされる薬師如来。
徳川家光によって建てられた、慶安4年(1651年)建立の仁王門は国の重要文化財である。本堂は大正3年(1914年)に焼失、昭和49年(1974年)に再建されている。
鳳来寺の本堂へは、山麓から伸びる石段(1,425段)から徒歩で行くか鳳来寺山パークウェイから行くことができる。