阿寺の七滝(あでらのななたき)

7段の階段状の美しい滝

阿寺の七滝

巣山高原から流れ落ちる水が、礫岩の断層崖に7段のとなり、これが阿寺の七滝である。新城市の阿寺川にあり、滝および周辺は国の天然記念物に指定されている。

天然記念物

礫岩にかかる滝としては学術上貴重なものとされ、昭和9年1月22日名勝天然記念物に指定された。高さ64m、日本の滝100選の一つ。

雨乞の神と伝承

この礫岩は「子抱石」と呼ばれ、祀ることで子宝に恵まれるとの伝承がある。滝の竜神は雨乞の神として信仰されている。上から2番目・5番目の滝壺には深さ7mにおよぶ甌穴(ポットホール)がある。

安倍晴明

また陰陽師の安倍晴明が若年期に滝で修行したという伝説があり、晴明が使ったという井戸が現存する。

阿寺の七滝2阿寺の七滝3



名称 阿寺の七滝
カテゴリ 自然
地域 三河地区
料金

無料

TEL0536-32-0022
所在地 新城市下吉田字ハダナシ
アクセス JR飯田線「本長篠駅」前バスターミナルより市営バス「七滝口」下車徒歩10分
駐車場 あり
関連項目